このアートウクレレができるまで
ウクレレをキャンバスとしたアートウクレレというジャンルが存在します。ウクレレはもちろん楽器なので弾いて楽しむものではありますが、実は飾って楽しむこともできるのです。可愛いそのフォルムと存在感は見る人を癒し、その限られた小さなキャンバスに描かれる小宇宙の愛おしさが見る人たちの心をくすぐるのです。
そもそも横浜で開催するウクレレ展のために「世界で一本だけのアートウクレレを作ってみたい!」とアーティスト永井博氏に直接お願いして絵の使用許諾をいただき、UV印刷とシルクスクリーンを駆使したハイブリットな技術によって作られたのが世界で一本だけの究極のアートウクレレ(実際にはプリントミスのリスクを考慮し3本が作られたのですが)でした。2022年夏のウクレレ展ではその一本が大きな話題を呼び、手に入れたい、量産してほしいという声をたくさん聞くことになります。
そこで関口が白羽の矢を立てたのがウクレレ仲間でもある、もう一人のアーティスト、きはらようすけ氏。彼の手業によって一本一本手作りされた美しい永井博アートウクレレを200本だけ限定生産できる運びとなりました。
思わずうっとりしてしまう永井博氏のパシフィックブルーな世界をぜひあなたの腕の中に収めてください。
関口和之